こんにちは🌸
今回は「解熱鎮痛剤」の使用について話そうと思います。
写真は、私が何年間も使ってきた解熱鎮痛剤です。
介護が終わった今現在は、食事を改善し、生活リズムを整えたことでこれらを使用する頻度は限りなく減りましたが、
過去10年ほどは、これらの薬に頼りきって生きていました。
熱っぽいな…鎮痛剤を飲もう。
頭がいたいな…鎮痛剤を飲もう。
腰が痛いな…鎮痛剤を飲もう。
生理痛がツライな…鎮痛剤を飲もう。
そんな風に気軽に使っていました。
効かなくなれば量を増やしました。
一日の最大容量を、なんの躊躇いも、不安もなく飲むようになっていました。
胃腸不良などの副作用が出るようになっても、胃薬を併用しながら、鎮痛効果がより強い薬を選ぶようにもなりました。
そこまで薬を飲めば、当然痛みは軽減されるし、熱も下がる。
体はラクになれます。
そうすると「あ、動けるぞ!」なんて思って、
休むことなく、これまで通りに仕事をしたり、家事や子育てをしてしまっていました。
痛みや体調不良の根源から治癒したわけではないのに、体がラクになると治ったかのような気になってしまうんですよね。
薬はあると心強いものですが、抵抗がなくなりすぎるのは、それはそれで怖いことだなと思います。
でもそれは今だから言えることであって、当時の私にはこれらの薬が「心の支え」でした。
それだけ満身創痍だったのだと思います。
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でも、それで日常がまわるならそれでいいし、これがベストな方法だと当時は本気で思っていました。
だから当時の夫も、私の生理痛が本当はうずくまって動けなくなるほどに悪化していたことに気づきませんでした。
40度の発熱があっても解熱剤で下げ、育児と介護を優先しました。
「君はいつも元気だね」
「体が丈夫なんだね。」
なんて言われると
何も知らないくせに…!!なんてイライラしたりして。
でもそれは自分もいけなかったと反省すべき点だと思っています。
どうせ仕事で休んでくれない。
どうせ子育てを変わってくれるはずがない。
と諦めて、SOSを出すことをしなかったから。
お願いして断られたら、それこそ心が折れてしまいそうで「助けてほしい」と言うのが怖かったのだと思います。
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特に女性は、子育てを機に家庭の中に入ることが多いです。
社会から離れると、定期的な健康診断が難しくなることがあります。
これを読んでいる男性の皆さん。
パートナーがいる人は、ふと思い返してみて下さい。
妻は体調は最近どうなんだろうか?と。
生理の時はどう乗りきっているのかな?と。
病院に行きたいと言われなくても
気になっていることや
市販薬で我慢していることはないだろうか?と。
そしてこれを読んでいるケアラーのみなさん。
自分のために病院に行くことを躊躇わないで下さい。
自分の健康のために子供を誰かに預けることを
申し訳ないとか、迷惑をかけるとか思わないで下さい。
生理痛ぐらいで…なんて思わないで下さい。
誰かを大切にケアするように、ケアラー自身も大切にされていい人間なんだということを忘れないで下さい。
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現在、体のケアについてブログを書いています。
のんびり執筆なので、いつアップできるかわかりませんが(笑)
春は体調を崩しやすい時期です。
ゴールデンウィークも近づいています。
どうか皆様も体調に気をつけてお過ごしくださいね🍀
#ダブルケア
#介護
#生理痛
1か月 ago