【雑談コーナー】取材を受けて見えてきた…ダブルケア千葉南の目標は「終わる」こと⁉

ダブルケア千葉南のゴールとは

※雑記カテゴリーは、気持ちをただ書き連ねる「息抜きの場」にしたいと思っています。
他の記事とは違い、砕けた文章になりますが、ご理解下さい。

今年の2月にダブルケア千葉南のブログを始めて、7か月が経過しました💦

文章を書くのは大の苦手で、日記なども書いてきたことは一度もありません^^;

そんな私なので、書いては消し…書いては消し…の繰り返しで、一つの記事を書きあげるのに時間がかかります。

それでも、何千何万と存在するブログの中から訪問してくれた人に対し、

ちゃんと私の言葉で届けたいと思い、納得いくまで書き直してから投稿しています。

でも、私のブログを訪問するのは、

突然の疾病で介護が始まり
情報収集している人

を想定していました。

私がそうだったように、退院後の生活の参考になればいいなと思っていたんです。

それがまさか…まさかまさかですよ…!!

記者から取材を申し込まれるとは本当に驚きました💦

Twitterでは、他の地域の各団体さんの活動報告が日々多々上がっているけれど、

自分はまだリアルでの活動は何一つしていなかったので、断ろうかと思ったぐらいです💦

それも、たまたま、近いタイミングで二人の記者から取材依頼があったのも驚きました。

人生初の取材はテレビ局。
オンラインとメールで行いました。

もうお一人は、新聞社。
実際に自宅に招いての取材でした。

どちらの取材でも、話題は介護に留まらず、娘の不登校、私の離婚等、会話が広がりました。

今となっては、特に聞かれて困る質問というのもなく、隠すことなく全てを話しました。

しかし、一つだけ…
どう答えたらいいか迷う質問がありました。

それが…

今後、ダブルケア千葉南をどうしていきたいですか?

というもの。

これ、本当に何にも考えてなかったんです💦

行政機関に
ダブルケア専用の相談窓口を設置したい

それだけはずっと考えていたのですが、
それ以外全く考えなかった私…( ;˙꒳˙;)

でも、少し考えて…
自分の口から思いがけず出たのが、

行政支援が充実してくれたら、私の活動は終わりにしてもいいかな…

というものでした。

自分でもびっくりするくらい自然に出てきたのですが、今思い返しても特別おかしなことを言ったとは思っていなくて。

活動が広がっていくことは喜ばしいこと。

でも、それだけ必要としている人がいるということで、

必要としている人と同じだけ、
不安や悩みを抱えている人がいるということでもある。

それはそれで、手放しで喜んでいい状況ではないな…と。

一個人で出来ることには限界がある。

やはり、行政の介入が欠かせない。

地域の窓口と言えば、やはり市役所。

そこで、相談から支援までスムーズに出来るようになることが私の理想。

介護だけ、育児だけ、別々の相談窓口ではダブルケアの悩みは解消できない。

介護、育児、自分の人生…それらが複雑に絡まり合うダブルケアの悩みには、ダブルケア専用の相談窓口が必要です。

もちろん、相談窓口が出来たとしても、介護や育児が本当の意味で終わるまで悩みが解決することはない。

でも、肥大化や複雑化は避けることが出来ると思います。

そして、誰もが、行政のサポートで解決できれば、私のようにダブルケア真っ最中の人が、その合間をぬって支援活動をする必要はなくなります。

でも、それでいいと思っています。

それは、地域で安全に暮らせているということだから。

だから、本当の意味で私が目指すのは、
ダブルケア千葉南を終わらせること…かなって思います(*^^*)

行政のサポートがある上で、行政に相談に行くレベルじゃない日々の愚痴とか、同じ状況の人と関わりを持ちたい人が集まるコミュニティや居場所として、最終的にうまく地域に残っていく道があってもいいかな…とは思っています。

子育て支援は主に子供に対する支援、

介護保険は介護が必要な人に対する支援、

それは当然なのですが、それとは別に、
母親や介護を担う人に向けた支援やケアが絶対に必要です。

母親なら子供のことで悩んで当たり前。

子供なら親の介護で苦労してもしょうがない。

それで放置されているのが今です。

このままでいいはずがありません。

世界はわかりませんが、
今の日本に関して言えば、

育児も介護も女性が主に担うものと捉えられているように思います。

母親が子育てのメインになるのは当然ではありますが、母親や女性に比重がかかり過ぎている傾向にあると思います。

そして、

「生まれつき母性本能を持ち併せている」
「子供のためなら何でも我慢できる」
という母親神話

「家族はどんな時も助け合うべき」
という家族神話

「やる気があれば困難は乗り越えられる」
という心に訴える根性論

どれも今の時代にはそぐわない。

それは、ほとんどの人がわかっているはず。

それなのに、育児と介護の世界においては、この考えが根強く残っていると感じます。

社会も女性が担うべきと思っている部分があるし、

男性も同じ親なのに、一歩引いてみているところがあるように感じます。

そして私たち女性も、
「自分がやらなければ…」
と無意識に責任を背負い、自分で自分を追い込んでしまっていたりもする。

誰もがおかしいと思っているのに、
誰もが何も言わずに口をつぐんで堪えている。

ある意味、日本人らしい。

でも、このままだと、苦しみや憎しみしか生まないような気がします。

子供の誕生・成長を素直に喜べる生活、

親への感謝の気持ちを持てる生活、

育児をしながらでも親自身の人生を諦めない生活が実現できる社会になったらいいなぁと思います。

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