※雑記カテゴリーは、気持ちをただ書き連ねる「息抜きの場」にしたいと思っています。
他の記事とは違い、砕けた文章になりますが、ご理解下さい。
娘は、学校を休んでいる間、一日のほとんどをYouTubeを見て過ごしています。
今回は、動画やゲームも社会性や人間性を学ぶツールになるんだな、と感じたことがあったので、記事にしてみました。
気楽に読んでもらえたらと思います。
マリオで強い敵キャラは誰?
さて、みなさま。
マリオの敵キャラで一番強いのは誰だと思いますか?
娘とそんな話になり、娘がタブレットで調べました。←検索するのも勉強の一つだと思ってます💻
すぐに、ランク付けされたサイトを見つけました。
SSS⁺が一番強くて
K⁺が最弱。
やはりクッパが上位を占めています。
逆に、最も弱いのが、クリボーです。
まぁ…ランキングを見るまでもなくという結果かもしれませんが、なんとなく娘は納得いってない様子。
娘にとって、マリオの敵キャラで一番強いのは
クリボー
なのだそうです。
理由、わかりますか?
娘がクリボーを一番強いと思う理由、それは…
自分の体一つで、マリオに立ち向かってくるのはクリボーだけ
だからだそうです。
どういうこと?と思ったのですが、
他のキャラを見てみると、なるほど…と。
ノコノコには亀の甲羅があります。
自分を守るものを身に付けているということですね。
キラーは爆弾で相手の恐怖心を煽って追いかけることが出来る。
パックンフラワーは火を出せたり、土管に隠れることもできる。
クッパjrは空を飛べる乗り物に乗っていて、地面に降りてもこない。
ピンチになればすぐ逃げることも出来る。
では、クッパはどうでしょう?
体がでかい時点でマリオとは対等ではない。
さらには、火を吹いて威嚇し、トゲトゲしたものを体に付けて自分に近づきにくいようにしています。
確かに、クリボー以外はみんな自分の身を守るための「何か」を持っているんですよね。
だから、踏まれることがわかっていても、そのまま戦いを挑みに行けるクリボーが一番強くて一番かっこいい!と娘は言います。
着眼点が、実に娘らしい…。
これは、娘が、自分と向き合ったことがあるからこその視点。
自分の中にある「弱さ」を乗り越えるために、「恐怖」と葛藤したことがあるからこそ知っている「強さ」だと思います。
ゲームをしていると、つい、スコアや勝ち負けに目が向いてしまいます。
その結果、自分だけが強くいられればいい!という狭い視野になってしまうこともあると思うのですが、冷静にゲームの世界を見ている娘に驚きました。
クリボーは強い、と気づいた娘は、マリオのゲームをやらなくなりました。
踏みつぶすのが申し訳ない気持ちになるんだそうです。
クリボーはただ歩いているだけなら害はない。
マリオがジャンプをすればいいだけ。
わざわざ踏みつぶす必要があるだろうか?と感じるそうです。
他人の痛みや悲しみも、自分のことのように感じてしまう繊細さんらしい発想だなと感じました。
強さの基準は一つじゃない。
権力や地位があれば強い、
体が大きければ強い、
というものでもないということを娘はゲームから自然に学んでいるようです。
私が子供の時、そこまで考えていたかな…😂
年齢制限について
これもマリオのゲームの話ですが、
ゲームには年齢制限があり、CERO A~Zで設定されています。
年齢区分マークは以下の5種類です。マークはパッケージの表面左下部分に表示され、パッケージの背表紙にも帯色をつけて表示されます。
特定非営利活動法人コンピュータエンターテインメントレーティング機構(公式ホームページ) (cero.gr.jp)
(帯色はA:黒、B:緑、C:青、D:橙、Z:赤です。)
マリオは、基本的には「CERO A」の全年齢対象がほとんどです。
しかし、「マリオ オデッセイ」というソフトは、CERO B/12歳以上~に設定されています。
それについて、なぜ年齢制限が設定されているのかを娘と話してみました。
娘は、まず、いつも通りGoogleで検索しました。
そして、サイト内の文章にある、「背景や人物がリアルになった」という部分に着目したようでした。
では、なぜ背景や人物がリアルになるとなんで年齢制限が付くのか?
娘の意見としては、
というものでした。
任天堂の公式の発表がないので、正解はわかりませんが、娘の言っていることに間違いはないと感じました。
マリオオデッセイには、「ニュードンクシティ」というニューヨークをモチーフとしたステージがあり、高層ビルや街並みなどはニューヨークそのものです。←行ったことはないけど…😅
ニューヨークの街中を車で暴走して建物にぶつけたり、人に当てたり、車のボンネットに乗ってジャンプすることも出来ます。
ゲーム内で出来ることが増えるという意味では良いことですが、幼稚園児が遊ぶこともあるマリオのゲームとしては、確かに少々「暴力的」な部分ではあるようにも思えますよね。
リスク管理の観点から、適切に判断し、年齢制限を設定することは企業としては大事なことだよね!と娘と話しました。
文字に触れる機会
子供は、好きなゲームやアニメなどの登場人物などを覚えるのがとても得意ですよね。
当時、文字が大嫌いだった娘も、大好きなキャラクターの名前を見聞きすることで、自然と文字と触れ合うことが出来ました。
娘が当時ハマったのが、東方プロジェクトでした。
東方キャラの名前は、低学年にとっては難しい漢字がふんだんに使われているのですが、読み方は自然と覚えていきました。もちろん書くのは無理です💦
例えば…
博麗 霊夢
霧雨 魔理沙
魂魄 妖夢
西行寺 幽々子
洩矢諏訪子
比那名居天子
などがキャラクター名の一例なのですが、
小学1,2年生では、見聞きする機会の少ない文字だと思います。
さらに、東方キャラが使用されたYouTube動画「ゆっくり茶番劇」や「ゆっくり実況」というジャンルは、自動音声+字幕というスタイルが一般的です。
見たことがある人はわかると思いますが、自動音声のペースがなかなかの速さです。
普通の会話よりもはるかに早いです。←1.5倍速くらいの感覚
映像を見ながら、音声情報も耳で聞きつつ、字幕の文字情報も取得する。
という一連の行動は、相当な処理能力を求められるように思います。
もし、人間同士がこのペースで会話をしていたら不自然に感じると思いますが、娘にはこのペースがちょうどいいみたいです。
不登校でぼや~っとなりがちな日常で、程よく頭を刺激してくれたように思います。
そして最近は、「原神」というゲームにハマっています。
これもまた漢字が多いです。
そして、中国で作られているゲームということもあり、中国語読みの漢字も出てきますし、漢字で書いてカタカナ読みなど様々です。
例えば…
璃月
西風騎士団
理水畳山真君
といった感じです。
私の方が頭がパンクしそうです…😱
攻略するために動画を見たり、Googleで調べている内に、読めるようになっていきました。
今は、漢字そのものを正確に覚えていなくても、少しでも文字を見聞きすることで記憶に残っていけばいいかなと思っています。
任天堂ダイレクト的な予告番組も、全編中国語(日本語字幕)で放送されます。
日本以外の言語や文化に触れるという意味でも大変貴重な機会であると感じています。
コミュニケーションの場
娘は他にも、ゲーム内のオンラインチャットで、コミュニケーションも学んでいます。
もちろん、ルールは教えています。
言語表現に困難がある娘は、現実では、あいさつも難しいほどです。
友達に自分から声をかけるなんてもってのほか。
しかし、ゲームのチャットだと、自分から声をかけることもラクにできるそうです。
時々、ゲームの中で知り合った中学生とオンラインプレイを楽しんでいます。
相手の中学生は娘が小学生だと知っていますが、特別見下すような発言もありません。
ゲームの世界では、ゲームの進行に問題がなければ、あまり年齢は気にならないのでしょうかね。
何事も経験
普段は、フレンド登録をしてある特定の人としかマルチプレイはしませんが、
原神には「野良マルチ」と呼ばれる、全世界の人を対象としてマルチプレイ相手を募集することが出来るモードがあり、娘が「やってみたい」というので、やらせてみました。
すると、たまたま海外の方と繋がってしまって、「Hi」と英語で声をかけられたのです。
英語がわからない娘。
一緒にプレイすることは無理だと判断したのでしょう。
自分から、「ごめんなさい。英語がわからないです。プレイを終わりにしていいですか?」とチャットに入力していました。
相手の方がそれを理解して下さったのか、「OK」と返事が来たのを確認して終了しました。
その後は日本人の方と繋がって、初めての「野良マルチ」を経験したのでした。
低年齢でのオンラインプレイは慎重にすべきと思います。
しかし、親が見守る中であれば、経験させてあげることも大切かなとも思います。
ぜひ、皆さんも、子供とゲームの話をしてみて下さい。
ゲームをしながら、子供が何を考えているのか聞いてみて下さい。
きっと、新しい一面を知れるはずですよ
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